「暑い時に鍋物」ネタを続けよう。
今回は、午前中は寄せ鍋を、午後からはキムチ鍋を、それぞれデモした。
驚いたのは、キムチ鍋のデモで試食して販売商品の鍋つゆを購入して下さったお客様の大半が若い女性だったことだ。
具体的には、女子大生グループ、二十代と見受けられるOL仲間、幼な子を連れたママ友同士など。
「美味しいね」
から始まり、
「身体が温まるワ」
「うん、エアコンの関係でカラダ冷えてるもんな」
「冷えると腸の具合がおかしくなって、代謝もわるなる。すると、ちょっとやそっとでは痩せへんようになんねんな」
「それそれ!」
と、話はごく自然に、健康から美容方面に流れていく。
そのうち、
「キムチは発酵食品やから腸活にもエエらしいな」
となり、意識はキムチ鍋のつゆ購入に近づいていく。
そうなのだ!
若い彼女たちがキムチ鍋を食べるのは、味もさることながら、健康のため、何より健康の延長としての美容のためでもあるのだ!
仕事が何であろうが、またパートナーがいようがいるまいが、常識の範囲内で「若い」とされる年齢層にいる女性の関心ごとの少なからぬ部分が、ファッションも含めた美容だと思う。
その証拠に、この年代を対象にした女性誌をのぞいてごらん。アナログ・デジタルを問わず、スキンケアの仕方だとかダイエットやエクササイズの方法だとか優雅に見せる身のこなしだとか、要はいかに自分を美しく見せるか、そのテクニックに関する記事が多いでしょ。
そこから、健康酢やコラーゲン、スムージー、発酵食品ブームもおこったし、美白や腸活などの流行語(?)も生まれたね。
オンナと美容。
まあ、私みたいに還暦を過ぎたエイジでは、一部に、
「このトシになったら、カッコなんて、どうでもエエ」
と考える人もいるんだが。
写真は、もう2年前になるか。
精神的に追い詰められていた時、韓国に一人旅をする夢を見、これは何かあると実行に移し、釜山に到着した時に写したもの。
この時、キムチ鍋は食べなかったのだけれど、、、。