携帯社会は諸刃の剣

今日は大阪の弁天町で仕事。昨日と同じく、故障したiPhoneに代わりiPadを持参して出かける。
iPhoneと連携しているiPadWi-Fiが繋げるところでは、iPhoneで使える機能は、電話以外はほとんど使えるからねえ。
で、このWi-Fiスポット。昨日おどろいたのだけれど、阪神尼崎駅や阪急梅田駅などでは、こちらが何もしなくても勝手にWi-Fiアンテナが立つ。
ははーん。今や大抵がそうなっているのね、、、人が大勢いる場所ではIT機器は自動的に使用可能なサーバをキャッチし、これまた自動で接続出来るように。

ううむ、、、。
これでわかったぞ、海外旅行先にも仕事関連のメールや各種DMが流れてくるわけが(国外でも、空港とか船乗り場とかにいた時、気がついたらWi-Fiが通じていたという体験、ない?)。
営業職の知人など、顧客からの問い合わせメールもひっきりなしに届くと言う。(ただし、みないとか。経験で、至急の用件などほんんどないとわかっているそうな)。
「どこにいても、何をしても、ネット環境に身を置いているのは当たり前」。
ネット社会の普及により、この觀念が一般的になりつつある、いや、既になってしまっているのだ。

これでいくと、遅かれ早かれ、南極や北極にいる時でもネットに追いかけられる世になるのではないかと危惧する。
さらに進めば、人間がネットを管理するのではなく、ネットが人間を管理、ひいては支配するようになるかも知れない。

ネット社会は諸刃の剣。
便利だし物事のスピード化効率化に大きく貢献するが、使い方次第では自分で自分の首を締めることにもなりかねない。
ネットと距離を置く日を、せめて年に何度か作ることも、必要だろう。
先月の韓国お一人様旅で、それを痛いほど感じた。