わからないことがわかるようになる楽しみ

一般の栄養ドリンクよりいくぶん割高なのに加え、「おまけは一切つけない」販売姿勢を貫いているため、デモしてもなかなかお客様に購入していただけない、一昨日の担当商品、Aドリンク(仮称)。
こうなりゃ、他社の競合商品にはない、Aドリンクならではの特徴をお客様にアピールし、プッシュしないと売上に結びつかない。
そこで、Aドリンクはもとより、他社の競合商品の成分や効能を詳細にリサーチすることにした。

こんな時、ネットは便利だよねえ。通信環境さえ整っていれば、いつでもどこでも求めるサイトにアクセスして情報を得ることが出来る。
製薬会社のホームページもしかり。
しかも、メーカーが消費者向けに開設しているものだから、専門的な事柄も噛み砕いてわかりやすく説明している(間違っても学術論文みたいな調子ではない)。
「なぁるほどねぇ」と、私のような科学オンチ人間までをも納得させてしまうのだ。

読みながら、中学高校と理科系の科目を毛嫌いせず勉強しておくんだったなと思った。
最低限の基礎があれば、もっと面白く読めただろう。

いや、今からでも遅くないか。小さな子どもが「お空はどうして青いの?」「鳥は何で飛ぶことが出来るの?」と問うように、科学する心は誰しも生まれながらに持っている。
ラカンを過ぎても、この世にはわからないことが多い。
そのわからないことをわかるようになろうとするところに生きる楽しみもあるのかも知れないなと、最近では感じるようになっている。