在庫をデモでさばいて欲しい~現場もつらい。

今日は、兵庫県伊丹市のスーパーで鍋のデモ。

「えっ? 今のこの時期に鍋?」
と驚くあなた。
はい、デモする私もそう感じるし、それはメーカーも店舗側もわかっていると思いますよ。
なのに、なぜ?

私の想像だが、きっと、店に鍋つゆの在庫がたくさん残っているのではないかな。
もちろん、持ち越せないから、店にしたら廃棄するしかない。そのロスを少しでも減らすべく、デモンストレーションでさばいて欲しいのだ。

ここで思い出したのが、一昨年の夏、京都府内の某スーパーで遭遇した、こんなひとこま。
試食品を作るため、価格の安いオーストラリア産牛肉を購入しようとしていた私に、店の精肉担当者が、こう声をかけたのだ。
「おねえさん、悪いけど、こちらの国産を使うてくれへん? (オーストラリア産に比べると)値は張るけれど、本部からの指示通りの数を取ったのが、まだまだ残っていて、昼から値下げしても全部売れるかどうかわからへん。1個でも売っておきたいんや」。

話を聞きながら、ああ店も大変なのだなあと思った。

商品によっては、こんなケースもあるんだろうね、本部から示された数に従って発注しないといけないとか、あるいは直接に送り込まれるとか。

ふうむ。
管理部門はやはり現場より上なのか?

写真は、前の記事の写真と同じく京都府立植物園で写したもの。

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