「ウィズ・コロナ」のために〜過剰な反応は禁物

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8月1日の仕事に関し、一昨日の郵送指示書に加え、昨日、メールでも新たに追加事項が。

 


うわーっ。細かいわ。

重箱の隅をつつく感じ。

 


気持ちはわかる。

仮にデモンストレーターが入った店でクラスターが発生してごらんなさいな、、、。

大騒動だよ。

 


と、ここで、素朴な疑問が沸き起こる。

 


かつて、中世期に猛威をふるったペストをはじめ、パンデミックとされた伝染性の病の流行は、これまでにも何度かあった。

 


それらの疫病に比べて、今回のコロナウィルスは、致死率も含め、どうなん?

 


そりゃ、衛生環境も医療設備も、何より人々の意識や知識も、当時と現在を単純に比較してはいけないでしょうよ。

 


そうとわかりつつ、私も含め、皆もっと正確な情報を集めて冷静にならないといけないと感じるんですよ。

 


今朝読んだネットサイトに、

「郵便物や宅配便で届けられた品にコロナウィルスが付着していては大変なので、私は、家の中に持って入る前には必ずアルコールを染み込ませたシートで念入りに拭いています」

と、どこか誇らしげに語っている人が紹介されていた。

 


ふうむ、、、。

ここまでしないといけないのか?(きっと、こういうタイプが、宅配を届けてくれた配達員にアルコールスプレイをかけたりするんだろう)。

 


「アフター・コロナ」は当分先で「ウィズ・コロナ」が現実となりそうな昨今。求められているのは「排他」ではないはずだ。

 


まあ、潔癖症が行き過ぎると、大なり小なり排他的となるのが人間の常なのだが、恐ろしいのは、それがいじめや差別と結びつく可能性があるということだ。

 


写真は、京都の安倍晴明神社前のバス停。

観光業で持っている京都。今年はさっぱり。

これも、考えようによっては、観光業偏重を脱するいいチャンスだ。