消えた職業、消えなくても業務に大きな変化があった職業

仕事の前日は、仕事をする明日を想像し、楽しい時を過ごす。

 

もっとも、楽しみだ云々とはしゃぐその前に、やはり、稼がないと。
年金も貯金も本当に少ない我が家。
人並みの生活を送るためには、やはり、細くてもいいから少しでも長く働いて収入を得続けなければならない。


とは言え、職業によっては時代の流れに淘汰される種類のものもあるわけで、デモンストレーターがそうならないよう、切に望んでいる。


実際、私が生きてきた63年の間にも、消えたり業務形態が変わってしまった職業がいくつもある。


例えば、版下、写植といった職種。
いや、現在でも、デスクトップという名称のもと、それらの仕事はあるけれど、その業務形態は大きく変わった。
一連の作業をパソコンを用いて行うようになり、作品もネットで納品するようになったのだ。


当然、キカイ操作が全くダメだとか、ネットは苦手だとか、そういう人は淘汰されていったわなあ、、、。


プラス、特に版下は従来は手作業で、それがゆえに職人仕事として相応の社会的リスペクトも集めていた。
現在はなあ、、、。
何せ、超がつく不器用者の私でも、ちょっとパソコンをいじれば、真っ直ぐにポスターの線が引けるし、文字を上下したり、あるいはそれらの間隔を広く、逆に狭くしてみせたり、イラストを好きな角度に回転させてみたり出来るのだ。
必要とされるのは、センスと、パソコンやソフトに関する知識であり、その操作技術である。


あと、POPライター(レタラーとも言う)職も、手描きはほぼ消えたから、やはりパソコンが使えないと仕事にならない。
この20年近く、数えきれないほどのスーパーやデパート、ディスカウントショップ、ドラッグストアをまわっている私だが、どの店舗もPOPはほぼパソコン制作。手描きで制作しているのは、ドン・キ○○テくらいじゃないのかな(逆に言うなら、現在では珍しい手描きだからこそドン・キ○○テのPOPは非常なインパクトがあり、十分にその役目を果たしている)。


消える職業、消えなくても業務に大きな変化があった職業。
ううむ、、、。