(注)12月13日に書いた記事。
今日は近畿地方の某県で推奨販売。
もしかすると、今年最後の仕事になるかも知れない。
この憶測が残念ながら当たってしまうとなると、コロナ第三波が押し寄せ世間がアタフタしているさなか、私たちの仕事は再開するとはとうてい想われないからまた無収入(正確には年金のみ)に戻り、たちまち貧窮してしまうわなあ。
「もうこの仕事、辞めました」
と言った同業者が少なくないのもうなずける。
問題は、辞めた後の職探し。
正直、この日本では、一定年齢を過ぎた人間には、特殊な技術なり国が認めた資格なり、何かよほどの付加価値がないと、新たに職を得ることは難しいよ。
現に、健康上の理由で40代後半に仕事を辞め、数年休んだのち50代初めに再就職活動をした友人の1人は、ハローワークに足を運んだり求人誌をめくったりする中で
「パートでも、40代と50代とでは、こうも求人件数や労働条件が違うものか」
と驚いたと語る。
プラス、現在はネット応募が多いのだけれど、これは直接に会うわけではないから、どうしても応募者を一律的に見てしまうきらいがあり、年齢を正直に書いた時点でアウトになるケースは珍しくない。
コロナ禍で若い人も失業している状況では、中高年者は余計に不利。
「選ばなかったらいくらでも仕事はあるでしょう?」
と口にするのは、他人だからこそ吐けるセリフだね。
写真は、1番上と真ん中の孫。