デジタルサイネージを使った推奨販売〜新しい業務の誕生

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デジタルサイネージを使った、デモンストレーターによる推奨販売。
コロナ禍が吹き荒れ、店頭から試食販売が消えた昨年のちょうど今頃、静かに注目され始めた。


あれから一年経ち、試食販売を取り巻く状況が相変わらずな中、静かどころか、かなりの「熱度」を持って表に出てき始めた。


ご興味がある方。GoogleなりYahooなりで検索をかけ、どんなものかご覧あれ。


ま、デジタルサイネージは以前から店頭にあった、、、ほら、テレビ画面を小さくしたサイズのプロモーションビデオですよ。
主に商品を使った料理を紹介する内容で、ぶっちゃけ、それを作る人間はあまり面に出てこなかったね。


今回、記事で取り上げるプロモは違う。デモンストレーターなり実演販売士なりが、しっかりと画面にも登場する。


何本か観たけれど、あれなら、正直、若くてルックスがいいデモンストレーターの方が基本的にトクだし、プラス、ちょっと演劇がかった面も要求されるね、、、表情の豊かさ、オーバーな身振り手振り、はきはきしたものいい、、、など。


ただ、どうしても一方通行になってしまっている感は否めないし、関西ではどうかなと、考える面もある。
関西では、販売する側とされる側が直に接して、どちらも方言丸出しでワイワイ話した方がノリもあって売れる。こういうところ、確かにあるよ。


それでも、知名度もあり、誰が担当しても一定数の販売が期待出来る商品などはデジタルサイネージ化が進むかもね。


もっとも、新商品や、知られた商品でも新しいメニューの提案となれば、デジタルでは無理だと思う。
それから高級品の紹介も。
だから、従来の方式で宣伝販売をするデモンストレーターも残ると思うね、、、数は減っても。


実は、我が夫もデジタルサイネージによるデモンストレーターのプロモを観た。
夫によると、
「実際にその場にデモンストレーターがいなくて画面を通して観るのなら、やはり一定以上のルックスとフィーリングを持つ子に目がとまるから、若い子の方が有利やなあ」
と。
雑誌で言えば、読モ(読者モデル)になれるタイプだ。


とは言え、デジタルサイネージデモンストレーターが浸透すれば、それに伴う新しい業務、例えばプロモのシナリオ書きやら小物のスタイリング係やらも求められるはずで、そこに、年齢に関係ない豊富なデモンストレーター体験を活かせる余地があるはず。


それに、デジタルサイネージを制作して提供する派遣会社も、シナリオ書きやスタイリングをその方面の専門に外注するより、デモンストレーターの中から適性がある人をピックアップして任せた方が、経費節減になるはずよ、、、現場体験があるぶん、意にかなう仕事をするだろうし、、、。


シナリオと密接に結びつく絵コンテも、うーん、フリー画像が充実している今日では、絵心があるデモンストレーターなら描けるかもね。
画家や漫画家みたいに上手に描く必要はなく、あくまで全体の流れと画面の構図を掴むものなので、、、。
だったら、こちらも、ミウチにやらせたらええやん。


かく言う私。
ううむ???
プロモのシナリオなら書けると自負している。


写真は近所の公園で見た花。