眼帯は不自由

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お岩さん状態はひどくなった。
もっとも、娘に言わせると
「内出血はパット見、エッだけれど、よくなってきている証拠」
だと。

ただ、その娘、こうも言った。
「そんな状態で人と会わない方がいいよ。いや、お母さんが受ける驚きの視線もさることながら、事情を知らない人から見れば、お父さんがお母さんにDVしているのかな、と誤解を与えかねない。お父さん、自営だから、そんな評判が立っては、場合によっては命取り」。

ううむ???

まあ、買い物もあり、全く外に出ないわけにはいかないので、外出時には眼帯をすることにした。

これが、しかし、思いの外不自由。視界が制限され、よく見えないせいか、意外なところでものにぶつかったりする。

それでも、これも含め、今回のことはよい体験だと考えている。
浴室の危険性、片方の目が見えない不自由さ。
身を持って知った。

確かに、この世にはまだまだわからないことが目白押しで、それを知るためにも、いくつになっても学ぶことが必要で、だからこそ生きる価値があるのだ。

写真は行きつけのスーパーの前にあるお地蔵さん。