アフターコロナでは、推奨販売はデジタルサイネージに移行する?

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(注)5月12日に書いた記事。

 

明後日の14日。久々の仕事で大阪に行く。
表面がすぐにくもって前半が見えにくくなるフェースシールドにも、もう慣れてしまったわ。


緊急事態宣言が出る前の京都の大型店での推奨販売。昼休憩を取るため、店内で弁当を買ってレジに並んだ時、レジ上に設置されたデジタルサイネージの画面を観ていて、心の中でアッと声があがった。


それは、ゴールデンウィーク中のおもてなし料理を作る食材を宣伝するプロモーションDVDで、画面に出演しているのは、そのチェーンの店員さん。
顔もスタイルも雰囲気も、特に目立ってはおらず、ごくごく普通のタイプ。セリフの口調や立居振る舞いから、演技は素人だとはっきりわかる。


それだけに、観る側に、
「芝居がかっていないな」
と感じさせ、そのことがプロモーション内容の信憑性にも繋がっている。


観終わって、ううむ、と考えてしまった。
「味を実際に味わってもらうデモンストレーションでなければ、これでじゅうぶんかも知れない。例えば、歯磨き粉とか洗剤とか。食品でも、コロナ以前から試飲不可の推奨販売であるビールとか」。


アフターコロナのデモンストレーション。
試食をしない推奨販売に関しては、少しずつデジタルサイネージに移行していきそうだね、、、サンプルを渡すことが鉄則のペットフードや化粧品は別として。


まあ、デジタル化や産業構造の変化で消えた職業は、東西古今、たくさんあるからねえ、、、。
それでも、変化を受け入れ、相応に時代についていった人は、元の職業を活かした仕事につけたのだ、、、版下業や写植業からDTPオペレーターになったみたいに(むしろ、センスはあるのに手先の器用さが欠けるばかりに仕事に恵まれなかったタイプの人には希望を与えたかも知れない)。


世の動きは、注意深く観察しないといけない。


写真は、一番下の孫。