(注)9月3日に書いた記事。
コロナワクチン第1回目を接種した昨日はカンがたかぶり、夜なかなか寝付けなかった。
こんな時、普段ならアルコールの力を借りるのだが、いくら何でも接種日当日に飲むのは危険過ぎる(実際には、ビール1缶、ワインをグラス一杯程度なら問題ないそうだ)。
ここは、眠れなくてもグッと我慢の子と、アルコール代わりにひたすらミネラルウォーターを流し込み、横になって目を閉じていた。
「こうしている間にも眠れるだろう」
と、期待を抱きながら。
結局、一睡も出来ず、朝を迎えた。
眠れなかったのは、不安を感じつつコロナワクチンを打ったことによる興奮のせいばかりではない。
全従業員にワクチン接種を事実上義務付けた、飲食業界の大手ワタミの会長の某インタビュー記事に、深く感じる部分があったからだ。
それは、
「居酒屋業界は今後は縮小する。コロナがおさまってもそうだ。恐らく、以前の7割程度になるだろう」
というもの。
そうだよねえ。かつて多くの企業にあったノミニケーション文化は、アルコールを飲まない若者が増えたことにより、かなり前から衰退気味になっており、会社行事としての花見や社員旅行も行わないところが増えてきた。
そこへ、コロナ禍によるリモートワーク推進。
人々の生活に酒が占める比重が減ってきたのだ。
そのせいか。
ワタミと同じ飲食業界にいる人の中には
「もう(コロナは)おさまらなくてもいいよ。休業要請協力金など、もらえるものをもらったら、(この仕事を)辞める」
と、ひそかに言っている人も実はかなりいるとか。
ううむ、、、。見切りをつけるいいチャンスと言うわけか。
もっとも、私たち宣伝販売の世界も、これと同じ現象に見舞われる可能性が極めて高い。
つまり、デジタルサイネージの登場を初めとする諸々の理由で、デモンストレーション業界も今後は縮小すると考えてよいのだ。
ワタミは居酒屋面以外の分野を開拓し、そちらの割合を次第に増やしていく予定だとか。
デモンストレーション業界も、生き残るためには、請け負う仕事の幅を広げていく必要があるだろう。
私個人に関しては、古くからの友人が良きヒントをくれ、そのヒントが長らく私が心で温めていたことと同じなので、驚くと同時に
「出来ない理由を述べるのではなく、出来る可能性を探る」
方向で検討している。
書くのは、フィクションばかりでなくていいし、そのフィクション自体も1つでなくていいからね。