農産関連のデモンストレーション

f:id:ellenyannyan:20210520213241j:image

 

農産関連のデモンストレーションは、2004年の2月にこの仕事に就いて以来、数えきれないほど担当した。
果物が多いが、野菜も少なくない。九条ネギに代表される京野菜の他、きのこ、トマト、ベビーリーフ、白菜、パプリカ、韓国の糖調唐辛子、主に東南アジアで栽培されるパクチー、、、他。


繰り返しになるけれど、お高い京野菜とか高リコピントマト、日本ではまだ知名度が低い糖調唐辛子、味や食感にクセがあるアボカド、パクチーなどをのぞけば、農産関連の商品はそこそこ試食が出て売上も一定額はキープする(私の場合は)。
だって、例えば、いくらクチで
「熱を通しても美味しいトマトなんですよ。皮がしっかりしているから、煮たり焼いたりしても形が崩れませんよ」
なんてPRしても、実際に自分の五感でそれを味わってみないと、そのトマトを買う気になれないのが消費者というものだから。


幸い、農産関連の試食メニューは、主役であるトマトなり白菜なりの味を際立たせるためか、極めてシンプルなレシピがほとんど。よって、調理時間もそんなにかからないから、試食をたくさん提供出来る。


もっとも、シンプルだから簡単というわけでもないのが料理の奥深さで、シンプルなぶん、火加減やほんのちょっとのコツや一手間で味が大きく変わったりする。


農産関連のデモ。またやりたいな。


写真は、世界の野菜料理をレシピ付きで紹介したムック。10年ほど前、何かのポイントを溜めて買った本だ。
農産関連デモの再開に備え、今は充電期ととらえ、レパートリーを増やしておいてもいい。