現場の大型スーパーで感じたこと。

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(注)8月29日に書いた記事。

 

昨日は、滋賀県は湖西方面の大型スーパーで仕事。


まあ、暑いこと、暑いこと。
同じ暑さでも、滋賀県は琵琶湖から吹いてくる湖風があるため、盆地にある我がまち京都よりしのぎやすいはずなのだが、、、何なんだろうね、これは?
地球規模で気象に異変が起こっているのだろうか?


さて、昨日の現場。
約1年半ぶりに行き、正直、驚きを隠し切れなかった。


まず、フードコートがなくなっている。著名なドーナッツチェーンをはじめ数店舗が入り、飲食もさることながら、それを介したお客さん同士の社交場としての賑わいを見せていた、あの広大なスペースが。


次に、インショップが2店舗も撤退している。


お客さんも減っていたね、明らかにだ。


もう、ヒマでヒマで。
大型店だけに、余計にそれが目立ってしまう。


2019年の9月だったか。この店に来ていた私(その頃は試食があった)は、感覚的に、
「あら、いつものこの店と何か違うな」
と感じた。


当日、ウィンナーやハムで来ていた同業者によると、数日前にこの店の道を挟んだ向かいに、滋賀県では名前が知れたローカルスーパーが開店したとのこと。
「もう、全品、安い安い。こことは比べもんにならへん」
と話していたね。


年明けの1月に焼肉のタレ担当で2日間、この店に。
以前のような活気は、やはりなかった。
お客さん、後発のローカルスーパーにとられた?


来客が減り、売上が減ると、大型スーパーは店を維持する経費が莫大なのでホンマ店長は胃が痛むと思う。
現場を書類と上がってくる数字だけで判断する本社は、勝手に売上目標を決めてハッパかけてくるし(本社と現場をつなぐスーパーバイザーやらエリアマネージャーやらの肩書の人がよく店を巡回しているけれど、しょせんは本社側の人)。


コロナ禍によるお籠りでスーパーは景気がいいように言われているけれど、千差万別。競争は激化するばかりだ。


写真は、現場の「ご当地コーナー」で売られていた、アドベリー酢。
アドベリーとは、滋賀県湖西線沿岸にある高島市で栽培されるベリー。
それを食物酢にしたもので、夏の疲れにはバッチリなのだ。