暖かいことが幸せ。

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上の写真をご覧あれ。
これは、数年前、滋賀県彦根市の大型スーパーで仕事をした日の朝、すなわち現場である店に向かう途中に撮ったものである。
そう! 例年、今時分はその日の仕事場が雪の多い地域にあれば積雪やそこからくる身体への悪影響(主に冷え)を心配しながら業務に励んでいたのだ。


デモンストレーターで現場の寒気や冷気に悩まされない者はいない。
意外に感じられる方もいるかも知れないけれど、この寒気なり冷気、屋外のそれより人工的に作られた室内のものの方がツラい。おそらく、屋外の寒気冷気に潜む一種の「キッパリ感」が(人工ゆえに)室内寒気冷気にはないせいだろう。つまり、不自然な寒気冷気であるぶん、身体にこたえるのだ。


当然、そんな中で仕事をする私たちは、少しでも快適にすごすべく仲間うちで防寒用品やあったか衣類についての情報交換をする。
いぜん記事にした「桐灰 足の冷えない不思議なくつ下」もそうだったが、ユニクロのフリースシャツや裏起毛スラックスの存在も、この流れで知った。


わけても裏起毛スラックスには助けられたね。
タイツと冷えない靴下をはいた上にこれを重ねると、ほぼ完璧な保温。宣伝販売担当が冷凍食品だったり、デモ場所が冷え切った生鮮コーナーであっても気にならない。


三島有紀子が、ノベライズも担当した、自身の監督作品「幸せのパン」の中で登場人物に語らせていた。
「人間、温かいことがごちそう」。


このセリフ、こう置き換えられる。
「人間、暖かいことが幸せ」。