基本がしっかりしているということ。

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正月が終わって、はや4日。
いくら何でも、正月ゆえの浮かれ気分は、もう卒業しないといけない。


我が家は、繰り返しになるが、夫が術後2ヶ月半も経っていないので、例年なら暮れから娘一家がやって来て正月が終わるまでいるところを、今年は夫婦2人だけの静かなお正月。
気分的にも体力的に本当に楽な正月だった(娘一家には少し悪いけれど)。


で、ずっと映画三昧。寅さんや家庭ものやコメディやアラン・ドロンの昔の映画や西部劇や「タイタニック」みたいな大長編ものなどなど、たくさんたくさん観たものだ。


ここで、あらためて感じた。
20世紀までの映画は、骨太と言うか、構成がしっかりしていて(起承転結にメリハリがあるということ)、まさに「映画」という感じだと。


このことは、20世紀中は現在みたいにネットで映画鑑賞も出来なかったし映画館気分を味わえる大型テレビもなかった、そうした要素も関係しているのではないか。
すなわち、映画を観ることはまだまだ非日常的な行為であったため、(映画を)製作する側も相応に特別な訓練を積んだ人たち、ずばり、良くも悪くもプロであったということだ。
物事の基本がしっかりしているのだね。


基本がしっかり。
これを私たちの仕事に照らし合わせ、考えてみたい。


写真は、映画「タイタニック」より。
今さらながら、レオナルド・ディカプリオってイケメンだなあ。