赤をうまく使えば、料理も美味しくかんじられ、売上もあがる。

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滋賀県中部にある大型スーパーでの仕事が終わった。

土曜日と日曜日の連続2日間。

確かに、心身ともに楽ちん。3日連続とは全く違う。

ただ、家計との兼ね合いを考えれば、まだまだ理想のワークバランスとはいかず、その点に関しては未だ手探り中なのが本当のところ。

 


さて。パプリカの話題をもう少し。

近畿地方の、これはややローカルな店でパプリカ3種(赤、黄色、オレンジ)を浅漬けにして提供して宣伝販売をした時、業務終了後に店舗の部門担当者にパソコンから出してもらった売上データを見て、私は思わずもらしてしまった。

「えっ、赤の数量が黄色やオレンジの倍以上? 何でなんでしょう、どの色も味は同じなのに」

「いやぁ、やっぱり赤はインパクトがあるからじゃないの。ウチは普段の日でもパプリカは売上の7割までが赤やで」

担当者は、特に疑問は感じていない様子で答えた。

「ステーキやオムレツなんかの横にちょこっと添えるもんかて、緑の次に赤が多いしな。目立つ色やねん」

 


確かに。

もっとも、その他に「赤」という色自体が持つ特性があり、それが人間の本能を刺激した結果、食欲をそそるのだと思う。

実際、赤い食べ物って、単純に美味しいものが多いよね。

 


赤は、同時に購買欲もそそる。

その証拠に、食品のセールやイベントの時には、垂れ幕から旗からテーブルクロスから、はては販売員のハッピにいたるまで、赤が大きな顔をしているよね。

あれは興奮色でもある赤を活かすことで、消費者に財布を開けやすくしているのだ。

 


となれば、この赤をうまく使えば、料理はもっと美味しく感じられるし、売上も上がるということだ。

 


写真はパプリカ(フリー素材)。