食べ物もビジュアルが大事

f:id:ellenyannyan:20191228082652j:image

 

以前、記事の中で
「生クリームとベビーリーフのデモはクリスマスシーズン恒例となっているが、どちらも年毎に売上が落ちている」
と書いた。
この原因。
今年も担当したベビーリーフに限ってだが、私なりに考えてみた。


まず販売量低下の最大の理由は、近年のカット野菜の充実ぶりにあると思う。


カット野菜といえば、以前は、キャベツをざく切りや千切りにしたものだけどか、白菜と白ネギと少量の人参を鍋用にパックしたものとか、とにかく野菜を急いで使いたい時の「代用」的な内容がほとんどだった。
現在では違う。


まずは色合いからして、私たち消費者の視線を一目で釘付けにする。
赤と黄色のパプリカを加えたり、オニオンスライスやトマトやパセリを添えたり、紫キャベツをアクセントにしたりと、鮮やかなカラーコーディネイトで見る者を魅了してくれるのだ。


そこへいくと、グリーンばかりのベビーリーフはいかにも地味だわなあ。
ぶっちゃね、目立たないのよ。


次に袋から取り出してすぐに使える(洗わなくてもよい)点。
これは、料理を作る側にはお手軽感が大アリ。


三に、量と価格のバランスが取れていること。
「ベビーリーフは少ししか入っていないのに割高。だから、けっきょく肉料理や魚料理の付け合わせになってしまうんだよ」
との声は、現場に立っているとよく聞く。


それでも、葉物野菜が数種類入っていることと柔らかい食感で、チキンをはじめとする肉料理を食べることが多いクリスマスにはパーティ料理の引き立て役としてもよく売れていたのだが、、、以前は。


ううむ、、、???


ビジュアルって大事なのよね、食べものにも。


写真は、ベトナムホーチミンで食べたベトナム風のお好み焼き。
葉物野菜にお好み焼きをくるんでいただくスタイルで、野菜のグリーンがイエローなお好み焼きを一段と美味しく感じさせているね。