勤務評定 続きの続き

 「女性管理職は、一般に努力家の完全主義者。自分にも他人にも厳しく、融通
がきかない。生真面目一点ばり」。

 この定説(?)は、私の個人的体験で判断する限り、かなりの確率で当たっている。
 
 無理もない気がする。
 男女雇用法均等法が施行されて、今年で◯十年になるのだろう。
 まだまだ男性中心主義の日本。特に民間企業に勤める女性は男性の何倍もの働き
を具体的に示さないと、周囲の風当たりはきつい現実がある。

 同時に、定説(?)は、これまた個人的体験にゆだねる限り、かなりの確率で外れて
いる。

 女性管理職の中にも、完全主義者でない人はいる。
 自分にも他人にも甘い人もいる。
 融通がきく人もいる。

 だが、ほぼ100%が、努力家だし、真面目である。

 私は提案したい。
 女たちよ、母性を活用せよと。

 これは、結婚している、していない、子どもがいる、いないは、関係ない。
 ほとんどの女性は、生まれながらに「母性」という強い武器を持っているのだ。

 母は、包み込む。
 母は、守る。
 母は、愛する者のためなら、自分を捨てられる。