大阪は甘系食文化?

 今日は滋賀県の甲西に行く。
 昨日の枚方とは逆に北に向かうのだ。

 一般に、納豆は大阪より京都(特に内陸部)、京都より滋賀の方が売れる。
 気候が関係していると言うより、大阪は、やはり甘系食文化のまちだと思う。
 甘味と納豆は結びつかない。
 甘納豆というのもあるが、あれは完全なお菓子だ。

 昨日も、
「うどんの美味しい大阪にせっかく来たのだから」
 と、昼食は専門店できつねうどんを食べたけれど、だしといい、あげといい、
「ああ、大阪やなあ」
 と、しみじみ感じいったものだ。
 もっとも、この
「ああ、大阪やなあ」的部分が、滋賀県北部に住む方の一部がおっしゃる「甘さ」に結びつくのだろ
う。
 個人的には、大阪のきつねうどんのあげの甘さは、あれだからよいのだと思っている。

 滋賀県も北部に行くと寒気がきつい。
 身体は自然と塩分を求めたのだろう。
 湖北名物のとりやさい鍋は、現地のそれを求めると、京都大阪の人間には、明らかに辛い。

 ついでに。
 インド医学の本をめくっていて、セルフチェックをしたら、私の体質はもっと塩分をとらないとい
けないのだそうな。
 冷え性だからね。
 身体はよく出来ているわ。