女は見かけ?

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女は見かけである。
少なくとも、その認識は、まだまだ根強く残っている。
日曜日に訪れた、大阪は岸和田市久米田にある店舗で「マンナンヒカリ」(大塚食品)をデモしてつくづく思った。

マンナンとはこんにゃくの主成分。
ノンカロリーにして食物繊維は豊富。
腹持ちもよい。
ダイエットに励む人には「超ウレシイ」成分だ。
それは既に知られていることなのか、マンナンを含む「マンナンヒカリ」の説明をすると、
女性の過半数は熱心に耳を傾ける。

マンナンヒカリ一袋を米二合と混ぜ、三合の水加減で炊き上げるだけで、
カロリーが三割カット出来る。
最近ハヤリの
「楽して体重コントロール」。

ネックは値段と量。
七袋で880円は安くない。
「体重を気にせなあかんのは私一人やから、
家族のとは別に炊かなあかん。
七袋は多いわ」
こうおっしゃる人は多かった。

それでも、七人の方が購入して下さった。
全員が女性。
下は二十代後半から上は六十代まで。
意外にも、皆さん、見た目には太っていると感じない。
二十代の女性など、むしろ痩せているとこちらは思ったほど。

男性は、この店でも、やっぱりねえ……。
「ワシのハラが出ていてもワシの勝手や」
むしろ、マンナンヒカリとタイアップで宣伝したボンカレー(ゴールドとネオ)に興味を示され、こちらをよく買ってくれた。

この話を先週の木曜日の現場で数年ぶりに顔を会わせた先輩マネキンにすると
「男の人は、病気にでもならん限り、医者に太り過ぎやと言われても痩せようとはせえへんよ。
女ほど外見重視とちゃうからね」

なるほど。

ちなみに。
マンナンヒカリとボンカレー
大塚食品にしたらどちらも自社の商品ではあり、両方を売って欲しかったのだろうけれど、
複数の商品を同時にデモすると、的が絞れないキライもある。

マンナンヒカリの販売が主なら、カレーを上にかけたりせず、そのまま、おにぎりにでもして
説明した方が、ずっとインパクトがあるはずだ。