昨日は、台風が近づいていたせいか、一日じゅう雨で、デモンストレーションに入った店もお客さんの入りはイマイチ。
と、夕方に入る少し前、ラインで友だち登録している自宅近所のスーパーから、「明日は台風本番。せめて今日のうちにお客様にお越しいただきたいので、急きょ、夕方市を開催します。ドカンと値下げしました」とメールが来た。
気持ち、わかるわー。
台風の日、あるいは近づきつつあるその前日に現場に立ったことは何回かあるから知っているんだけれど、まだ天気が崩れないうちはともかく、ひとたび雨が降り始めて風も加わると、売場は本当にガラガラ。見事に従業員ばかり。
こうなると、日持ちしない商品、特に生鮮品はお手上げなのね。だから、まだお客さんがいるうちに、利ざやを減らしてでも売ってしまおうとする。
逆に言うなら、消費者にとっては、台風日はお買い得日。刺身なんか投げ売りだからね。
もっとも、我々デモンストレーターが担当している商品は、原則、値下げしてくれない。
これ、つらいんだな。
ただでさえ来店数が少なくて売上に響いているんだから。
そもそも、台風日にデモンストレーションしても、売上はもちろん、商品認知度の面からも効果は薄いのではないかしらね?
写真は今日の現場、奈良県生駒郡の平群町での光景。
やや曇っているものの、台風がやって来るのが信じられないくらい、爽やかな日曜日だ。