疲労が幸いした? 仕事はリラックスしてこそ!

昨日は、大阪は天満橋で仕事。
結果はデモ商品を完売。
担当は、時に販売に大苦戦する、いわゆる「お高い系」だったんだけれど。

正直、昨日は現場に向かう足が重かった。一昨日の津での仕事の後遺症が残っていた(何せ津は三重県だから。京都からは奈良県経由の特急を使えば朝6時台に出発して9時頃には着く距離圏にあるが、決して近くはない。行き帰りだけで身体にはかなりの負担)うえ、担当商品が担当商品。気合い必須のアイテムなのに、貼り付いた疲労で朝ご飯を戻してしまったほどのコンディションだったからねえ、、、。

それでも、受けた仕事は受けた仕事。
覚悟を決めて売り場に立ち、とにもかくにもデモをスタートさせるや、あらら、スムーズに商品は売れていった。

この嬉しい番狂わせ(?)。どうやら、その日の仕事目標の要求水準を下げたところに理由の一つがあったと、業務が終わった今では思う。

今回の「お高い系」商品。過去に二十回以上デモしてきて、「こういう店ならおおよそこれだけの売上はある」という予測は、自分なりに立てられるようになっている。
体調がイマイチだった昨日、私はこの予測数字を下げた。仕事に全力集中できない以上、いつものようなペースで売れるわけはないと、直感で判断したわけ。
これが、皮肉にもプラスの方向に働いたんだね。すなわち、肩の力を抜き、リラックスして宣伝販売をすることが出来たのだ。

人間は、リラックスしてこそ、その力を十二分に発揮しうる。
昨日は、たまたまバッドコンディションだったため、脳が意識せずともカラダが勝手にリラックス命令を出してしまったのだ。

何が幸いするかわからない。
同時に、やっと脳も身体も感覚も総動員した「全体」で業務をこなすようになれたのかな、とも感じる。
どんな仕事も、脳だけ、身体だけ、感覚だけ、と部分で業務を遂行しているうちは、まだまだ半人前だ。