摂食障害の試食魔~黄金バットおばさん、その2

昨日、見た目から判断して摂食障害を持っているであろう試食魔こと「黄金バットおばさん」を記事に書いた。
あとで、ふと思った。
「おばさんじゃないかも知れないな」。
そう。本当は外見から推察される年齢よりずっと若いのかも知れない。
人間、極端に痩せると老けて見えるからね。
摂食障害で亡くなったことにより、この病気を日本の一般人にも知らしめたカレン・カーペンターも、晩年(と言っても30代前半)は老婆みたいだった。

黄金バットおばさんは、彼女が出没する店舗の従業員ないしそこで宣伝販売を行う我々デモンストレーターの間では、知る人ぞ知る存在である。
それゆえ、今にも倒れそうな身体付きとは対照的なアクティブな振る舞いの理由には、諸説ある。

私の推論では、黄金バットおばさんは、昨日に述べた通り、試食で一日分の食事をまかなっている。
これが、仲良しの同業者となると、全く違う見方をする。
「ウチ、何かの雑誌で読んだんやけど、摂食障害って、食べ物を全く身体に入れへん時期とそれの正反対のドカ食いの時期が交互に来るんやて。で、ドカ食いの時期には、それはもうすごいもんで、一日にポテトチップス5袋とかケーキ10個とかガガーッと食べるんやて。なら、食費がかかるわなあ。それを補うべく、あのおばはんも試食巡りをしとるんとちゃうか。試食はタダやもん」。
ううむ。鋭い観察だ。

ともあれ、黄金バットおばさんは、先だっての日曜日も、豚肉の生姜焼きのデモをしていた私の前にしっかりと現れて、しっかりと食べていった。

相変わらずな食べっぷりを見せる針金ボディを見ながら、ある疑問が私の頭の中にうかんだ。
「この人、私と同じ年代になったとして、果たして垂れてくるオニクがあるのかな? いや、ないだろうな。だったら、どんな身体付きになるんだろう? 私たちフツーのおばさんは、トシと共に垂れてきた肉が下腹部や臀部あたりで一気にダブつく、典型的中年体型になるタイプが多いんだけれど、、、」。

ここまできたところで、次回の記事をお楽しみに。
と言うのは、私自身が加齢による「垂れ肉」に悩んでおり、これには更年期特有の症状やらが絡んでいるため、ダイエットやエクササイズだけでなく、身につける下着も視野に入れて対応しないとならなくなっているから、実は昨日、今まで愛用してきたガードルなどの下着を見直したところなのだ。
報告を待っていて下さいね。