中高年の販売員が活躍する余地~体験談

人は幾つになってもおしゃれ心を忘れないのに、そのおしゃれ心を満足させる衣料品や化粧品の販売員に中高年が少ないのはなぜだろうと、一昨日の記事で書いた。
これについては、かなり以前にあるSNSで、次のような趣旨のコメントをいただいた。
「例えば化粧品なら、お客さんは販売員を見て買い物をする面もある。となると、一般に肌がきれいとされる年齢内の販売員さんの方がいいのではないか。だから、中高年の販売員はどうしても少なくなる」。

確かになあ。
肌の色がくすんでいたり、小じわがいっぱいの販売員から
化粧品についてのアドバイスを受けても、「ん? そうおっしゃるオタクは?」と返したくなるわなあ。
で、悲しいかな。体型が加齢と共に変わってくるように、肌のハリや髪のツヤも、一定の年齢を過ぎると明らかに衰えてくる。
若い販売員の方がお客様の信頼度が高くなるわけだ。

もっとも、ネットや通信販売の広告には、「この化粧品を使って肌が若返った」とか何とか、こういう「体験談」がよく載っている。あの場合は、「体験談」が販売員の役割を果たしているわけだ。
「体験談」を整理分析してセオリー化すると同時に、お客さんも参加出来る方式を確立したら、アナログな対面の世界でも中高年の販売員が活躍出来る余地は十分あると感じるのだが、、、?
なぜって、「体験談」ほど強いセールス武器は、そうそうないからね。