現場にいる末端の者かて人間だ~本社の者かて人間だ。

片道3時間半かけた、兵庫県丹波市氷上町での仕事を終えて、今日で二日目。
昨日も今日も、三度の食事の準備をする以外はぐうたらぐうたらと過ごし、昼寝もした結果、ようやく疲労は飛んで行きつつある。

京都は西陣にある我が家から氷上に向かうのに、それでも途中の篠山(兵庫県)までは、まあ便利とまではいかないまでも、電車の乗り継ぎや本数などに極端に不自由ではない。
問題はその先。

かくも公共交通機関が手薄なのに、あの遠方手当はないわ。少な過ぎる。
ここには、今月の末、もう一度行くことになっているのだけれど、それが終わったら交渉してみよう。

もし、派遣会社が
「仕事を振ってやっているのに、遠方手当に文句を言うな。黙って行く人はいくらでもいる。アンタはしょせん日雇い。代わりはいくらでもいる」
みたいな態度を取り、全くこちらの訴えに耳を貸さなかったら、それまで。
私たち末端にいる「販売のおばさん」だって、人間なのだ。

そもそも私たちが寒い現場にて立ちっ放しで声を枯らしつつ、メーカーや店舗側からの売上プレッシャーに耐え、さらにお客様への対応にも神経を尖らせながら業務を遂行した結果として稼いだ金で、派遣会社の本社の方々、少なくとも人選系や事務系の人は給料が貰えているのではないのかね。
「仕事を振ってやっている」「仕事を振ってもらっている」。こういう単純な上下関係ではかれる図式ではないはずだ。
まあ、派遣会社の、特に人選系や営業の人は
「現場が動いている限り、いつどんな連絡があるかわからないから、常にスタンバイ」
なる辛さはあるんだが。

でも、こういうケース、他の業界でも多いよね。

互いに立場を思いやり、気持ち良く仕事をしたいものだね。