シルクロード

昨日はシルクロードの日。

シルクロードには、諸説あるけれど、起点は中国の長安、終点はシリアのアンチオキアとされている。

険しい山岳を登り、灼熱の砂漠を渡り、乾いた風が吹き抜ける高原を超えて、中国からは絹を、シリアからは羊毛などを運んだ商人たち。
中途で病に倒れたり、賊に襲われることもあったろう。
まさに命がけの行程ではあったのだ。

商人たちは、果たして、物品のみを運んでいたのか?
いや!
一攫千金を狙う欲望や、金を得ることによってかなえられる未来への展望、そんなエゴ丸出しのプライベートなものも運んでいたはず。
ここいら、大航海時代に海原に繰り出した船乗り、またはゴールドラッシュ時に西へ西へと移動した荒くれ者たちの心理と共通するものがある。

人は金で動く(こともある)。
動いて、世が変わる(こともある)。
それは、必ずしも悪い結果をもたらさない(こともある)。

ともあれ、商人たちの道中に想いを馳せると、日常のチマチマしたことにとらわれているのがもったいなく感じられてくるね。

さあ!
明日は日帰り一人旅に出かけよう!

写真は、ラクダに乗ったシルクロードを歩く商人。

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