定年を迎えるアラカンはおしゃれ元年。

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昨日、春夏用の服を整理した(、、、なんて、整理するほど持っていないのが実情だが)。

もう思い切ったよ。
身体にぴったりとフィットしたり、身体の線がはっきりとあらわれる服は、
「今までありがとうございました」
と感謝状を送り、さようならをすることにした。

本当に名残惜しいのもあるんだけれどね。
わけても、ツツジを思わせる鮮やかなピンクのカーディガンとパール貝ボタンがアクセントのエメラルドグリーンの、やはりカーディガン。

どちらも、色合いといいラインといい、大のお気に入りだったのに、身体中のオニクがニュートンの法則で下へ下へと落ち、腰回りでだぶついてきているアラカン体型には、今やこっけいな感しか与えない。
ボタンがセンター揃えではあり、余計にブサイクに崩れたカラダが目立つのだ。

もっとも!
人は誰しもトシをとる。
筋肉が衰えた肉は垂れ、腹部がダボっとしてくるように、目元も二重の幅が狭くなったり、顎もブルドッグ化してくる。

でも!
それらは自然のこと。
見た目は自らが生きてきた証(あかし)でもある。

ならば!
その年その年にふさわしい、自然体なおしゃれを楽しもうではないか。
何事につけ若さ至上主義のこの国で生きるからには、これはかなり難しいことなのだが。
定年を迎えるアラカンは、新たなおしゃれ元年でもあるのだ。

写真は、この6月4日、6歳の誕生日を迎えた上の孫からの、我がプレゼントに対するお礼状。