小売業界の長時間労働。

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今日は、大阪南部のスーパーで、ニュージーランドキウイフルーツのデモ。


地下鉄で京都駅まで行き、京都を6時52分発車の網干行き快速に乗り込んだ。

車内はすでに人でいっぱい。

その中に、知った顔を見かけた。

主に関西圏でチェーン展開している某スーパーの中間管理職のA氏(仮名)だ。


滋賀県の、恐らくは長浜か米原野洲を起点としたその電車に京都の時点で椅子に座っていたところから、A氏は滋賀県に在住していることがわかる。

彼は、私が下車した新大阪駅でも、そのまま座っていた。


私が驚いたことは、A氏がほんの少しのあいだ携帯をいじった他は、残り時間ずっと眠っていたことである。

その閉じたまぶたから、いささか油気のない頭髪から、時おり左右に揺れる肩から、疲労が静かに滲み出ている。


A氏が滋賀県のどこに住んでいるのか知らないが、勤務先の店舗は、新大阪以南であることは確か。

通勤には相当な時間がかかっていることだろう。

まして、店のシャッターが降りたあとも、事務的な処理仕事や片付けなどをしなければならないのが通例の小売業。また相当な時間をかけて帰宅するのだろう。

とすると、

「ただいま」

と、家のドアベルを押すのは、連日10時11時?

で、朝は朝で、店が開く前に準備しないといけないことがあるので、6時頃に家を出る?

人間は食事をしたり風呂に入ったり着替えたりもしないといけないことを考えると、睡眠時間からして足りないね。


小売業界の深刻な人手不足の原因の一つに、長時間労働があると言う。

この課題。何とかならないものか。


写真は某コンビニのウィンドゥディスプレイ。

コンビニも長時間労働が問題になっているね。