怒のエネルギーは皆を不幸にさせる〜日本や日本人を嫌いにならないで。

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消費税アップを機会に、政府肝いり(?)でキャッシュレス化が進められている。

結果、買い物の支払い方法は、私がアルバイトでレジを打っていた頃には現金かせいぜい商品券でしか決済方法がなかったのに、現在では多彩になった。

レジ係も大変だ。


加えて、最近のレジ係には接客能力も求められる。

笑顔や愛想の良さはもちろん、気配りね。

「1万円札を渡して9千いくらのお釣りを受け取る時、こちらに、細かくてすみません、の一言がないとは何事ぞ!」

なんてことで怒るお客さんも、実際にいるからね。


で、昨日に入った店で、昔話に出てくるこぶとりじいさんみたいなほっぺたをした下ぶくれ顔のジイさんが、レジの子を怒鳴り散らしていた。

何でも、買ったものをレジの子がスキャンして精算カゴに移し替える時の扱いが雑だったと言うんだな。


レジの子がレジのチーフと一緒に何度あやまってもジイさんの怒りは収まらず、店長らしき人が出てきた。


ジイさん、あんた、老害ですよ。

店内に響き渡る汚い怒鳴り声、そして、あんたの後ろに並んで勘定を待っている人たち(他のチェッカーが閉まったレジを開け、こちらにどうぞと誘導していたが)のことを考えたら。


レジの子の名札を見たら、外国人の姓。

こんなジイさんのために日本や日本人を嫌いにならないでね。


写真は我が三番めの孫。

怒のエネルギーは、怒っている方も怒られている方も、はたまたその周りの人間も不幸にさせるが、笑のエネルギーは逆だ。