本を読まない人とは付き合わない営業ウーマン

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仕事絡みや止むを得ない時の関係は仕方ないけれど、プライベートにおいては、
「私なりのある基準を設け、それに合わない人とは付き合わないようにした結果、ストレスが大幅に減少した」
と語った、知人。
はて、彼女が語る「ある基準」とは?

 

それは、
「本を読むか読まないかということ」。
すなわち、彼女は、本を読まない人とは付き合わないことに決めたのである。

 

彼女の答を聞いた時、私は、一瞬、目をパチパチ。
きっと、彼女の口からは「嘘をつく人」だとか「時間にも金銭にもルーズな人」だとか「不潔な人」だとか、そういう答が出てくるものと思っていたからだ。

 

「いや、もちろんそんな人も付き合わない人のリストに入っていますよ。でも、あなたが例にあげたタイプは、人としての最低の基準すら満たしていないから、誰しも付き合わないのは当たり前ではないかと。私は、それにプラスアルファ、基準を設けたんですよ」。

 

彼女によると、自分はもともとは特別に本に親しむ方ではなかったと。
「この通り、極めて実務型の人間だから、子どもの頃から大好きだった音楽(楽器演奏)をのぞけば、読書やら句作やら絵画やら、全く興味がなくて。そんな役にも立たないもの、とむしろ軽蔑していた」。

 

それが、ある時、具体的には事務職から営業職に移った時に変わったのは、ちゃんと理由があった。

 

次回。

 

写真は、兵庫県有馬温泉近くのまちで仕事をした日、その時の現場付近で撮ったもの。
自宅からは遠方の地だったけれど、そのぶん、車内で本をよく読める利点がある。