デモンストレーター業界全体で非常時に備えるシステムがあれば。

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あーあ、とうとうイオンまでもデモンストレーションが取り止めになってしまった。
これで、3月の仕事日は片手だよ。


その片手数の現場も今後はどうなることか。
業界最大手のイオンが中止なら、それにならうところがほとんどだろうからなあ。


まあ、繰り返しになるけれど、我が家はかつての新型インフルエンザと東日本大震災後の自粛による仕事激減から学び、以後は、ギャラが入るたびに必ず一定額は万が一のために積み立てておくようにした。
結果、今回は当面は何とかしのげる。


もっとも、この積み立ても、子どもが巣立った後だったからこそ出来たこと。
子ども、特に学費がかかる高校生や大学生が複数いる家庭では難しい(我が家も娘が高校大学に行っていた時は毎月綱渡りで借金はあっても預金はゼロ)し、まださほどお金がかからない年頃の子どもがいる場合も、かなり意識しないとまとまった額の貯金はなかなか出来ないと思う。


まして、基本的に不安定な雇用身分(ぶっちゃけ日雇い)であるデモンストレーターはなおさらのこと。


ならば、デモンストレーター業界全体で、こんなまさかの時に備えるシステムがあればいいね。


以前にお世話になったデモンストレーター派遣会社には、ギャラの一部を将来のために積み立てる制度があった。
子どもの学費の支払いでヒイヒイだった私は利用していなかったが、積み立てている人は老後や何かあった時のためにと言っている人が多かったな。


人間、こんなふうにギャラから強制的に一定額を天引きされて積み立てないと、あれやこれや理由をつけてお金を貯めないものだ。
プラス、積み立て用にギャラを天引きされ、仮にいま受け取る収入が10万から8万に減っても、その時になればそこはどうにかやっていくサ!


新型インフルエンザと東日本大震災後の自粛ムードによるデモンストレーション中止は、約2ヵ月間続いた。
コロナ騒動も恐らくはそうだろうと勝手にニラんでいる。


となれば、仕事なしの2ヵ月間に加えて仕事が再開されて収入が反映されるおよそ1ヵ月後、すなわち3ヵ月間は収入ゼロでもやっていけるだけの預金。
これだけは、日々、どんなに苦しくても積み立て、備えておきたいね。


写真は、この土曜日にカルピスを試飲した現場近くにある畑のかかしさん。
おしゃれね。