他業種で仕事コンバート。

f:id:ellenyannyan:20200511094715j:image

 

一昨日のラジオニュースで紹介されていた。


「コロナ影響で仕事を制限せざるをえなくなった飲食業の人が、労働力不足に悩む農家に賃金労働者として雇われるケーズが出てきている」。


いい話だね。単に、雇用のアンバランス(「仕事がしたいのに仕事がない」人がいる反面「仕事があるのに仕事をする人がいない」人がいる)を解消するだけでなく、仕事の性質上、双方にプラスになるはずだ。


すなわち、食材を加工調理する側からすれば使う食材がどのようにして作られるのか最初から知ることが出来るし、食材を生産する側からは育てた食材がいかに利用されてどんなものが求められているか、現場で働く人間の生の声が聴ける。


同じことが私たちデモンストレーターにも言えないか。
以前、冷凍ピザの宣伝販売を担当した時、ふと半年ほど工場でピザを作っていたという同業者の話を思い出し、その時
「自分でも冷凍ピザを作ったことがあるなら、商品にもっと愛着がわき、お客様に勧めるトークも違ってくるかも知れないな」
と感じたものだ。


逆に工場で作っている人が販売の前線に立ったなら、
「おや、お年寄りが多いこの地域ではこんな具材を乗せたピザが人気なのね」
とか
「お年寄りは自分のためではなく孫用に買うことも多いのだけれど、持ち帰りを考えると大きいのはなあ、、、」
とか、いろいろ気づくこともたくさんあるはず。


と、こう考えたら、他業種間での仕事コンバートは、有意義な点も多いよなあ。


写真は、大根畑での我が孫。