オンラインでは対応しきれない業界

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今日は七夕。
同業者の中で、もし笹の葉に下げた短冊に願いを書いた人がいたとするなら、きっとこう書いたことだろう。


「早くコロナがおさまりますように。そして、早く仕事がまた始められますように」。


現状は?
今日も全国で三桁の感染者数。
やはり、まだまだほど遠い。


デモンストレーションは、調理と商品紹介はこちらがするが、出来上がった食べ物の味をみてもらう点では、お客さんも参加するタイプのイベント。
ゆえにフェイス・トゥ・フェイスでないと不可能で、そこが急速にAI化が進む昨今に置いても強みだったのだが、、、世の中なにがあるかわかりない。少なくとも今回のコロナ禍では、オンラインに対応していないことがネックになったね。


試食を学校に例えたら、実験実習実技を伴う授業のようなもの。
フナの解剖もマット運動もリコーダーの演奏も、教師から説明を聞き、その説明を自らの手や体で確かめてこそ身につくように、デモンストレーションも、我々が料理を作って口で述べるだけでは、お客様は納得しない。
自分自身の味覚で「オイシイ」と感じてこそ、購入意欲にスイッチが入るのだ。


こういうオンラインでは対応しきれない業界。21世紀になった現在でも、私たち試食販売以外にも多いのではないか。


写真は、昨日に初めての誕生日を迎えた1番下の孫。
この子もアンパンマンが大好きなのだ。