コロナワクチンの開発は?

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以前、
「コロナワクチンが開発されて普及しない限り、試食再開は難しい」
と私に語った店舗関係者を記事で紹介した。


このコロナワクチン。現時点で開発度はどれほどの段階に達しているのかとネット検索をかけたところ、8月にロシアで「スプートニクV」が承認されたが、まだ臨床試験の段階。副作用にも懸念の念が持たれていると言う。


少し想像をめぐらせば、ワクチンに限らす、新薬の誕生や治療法が確立するには、長い時間がかかるとわかる。
まず、基礎研究から始まり、その後マウスなどの動物で実験し、臨床(人体)実験に進む。そこで有効性や安全性を確認した上で、やっとやっと実用化にとりかかることが可能になるのだ。


有吉佐和子出世作華岡青洲の妻」は、今から200年以上も前の江戸時代末期に全身麻酔による外科手術を世界で初めて成功させた医師、華岡青洲とその実母と妻との関わりをメインに書かれた伝記小説だが、そこにも、期間も含め、麻酔薬考案までのすさまじいまでの過程がえがかれている(しかも、臨床、すなわち人体実験を実母と共に申し出た妻は、結果的に薬の副作用で失明という大きな犠牲を払うことになる)。


WHOのテドロス事務局長は、今年末までにはコロナワクチンは完成すると強気でいる、、、。


写真は、華岡青洲(Wikipediaより)。