自分の仕事をカタチとして残す。

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(注)11月4日に書いた記事。

 

明日は仕事。
担当商品はシーズン性がある商品。もしかすると、この案件は今年最後?


さて。


何年か前のブログの記事に書いたように、デモンストレーターの仕事を天職と感じ、
「この業界を変えたい」
と意気込んだこともあった。


その一環が、十数年前からのブログ書きだったが、職種がらノンフィクションで書くことの限界を常に感じてきたのは、まぎれもない事実。


では、ノンフィクションをもとにフィクションでは、、、と模索したところ、今度は私たちデモンストレーターの仕事がオハナシの中に埋もれてしまう。
これでは困る。


何か良い方法はないものかと考えていたら、4年ほど前、滋賀県の田園地帯にあるドラッグストアへ仕事に行くために駅から乗ったタクシーの運転手との会話の中で、あるアイディアがひらめいた。
「あ! この形式をとるのなら、イケるかも!」


それまでにもいろいろと気になることがあればすぐにメモを取って手帳に書き写していたように、そのアイディアも手帳に明記し、あれこれいじくりまわしていたけれど、アイディアはアイディアの域を超えず。


それが、一月ほど前、ポンと弾けたようにアイディアが具現性を持って動き始めたんだな。
コロナ禍で時間が出来、昔に読んだ本を読み返して新たな見方や感想を得たことが大きいだろう。


自分の仕事。それなりにカタチとして残せそうだ。
ブログとはまた別に、書き進めたい。


プラス、デモンストレーターという仕事を皆にもっと知って欲しいという大望も、果たせる可能性がある。
今回の禍で、制度の谷間に埋もれて何の補償も受けられなかった同業者が少なくなく、その原因の一つとして、この仕事に対する世間の認知度の低さもあると、個人的に感じた。


幾度も繰り返す。
私は、本が読めて、文が書けて、適度にお酒が飲める環境があれば、それで大満足なんである。


写真は、千本釈迦堂にある、ぼけ封じの観音菩薩