ADHDこそこまめにメモを〜自分の生と同じくらい他人の生も大切にしよう

(注)1月9日に書いた記事。

 

イベント会場のレジ打ち、2日目。
イマイチ苦手だったスマホ決済も何とか出来るようになった。
その他、諸々も。


もっとも、認めにゃ。
加齢と共に確実に物覚えは悪くなっている。
と言うか、一度に複数のことが覚えられなくなってきている。
当然ながら、マルチタスクもこなすことがしんどくなってきている。


ADHDの傾向がある私は尚更。


でも!


悲観することなかれ。
ADHDなればこそ、それをカバーする方法を自分なりに編み出した。
すなわち、入念にメモを取り、その結果を整理分析して作業をフローチャート化。さらに、重要な点は、おのおの色分けにするということ。


これで、視覚的にも仕事の流れが把握しやすくなり、ADHDに多いうっかりミスや早とちりを、かなりの確率で防ぐことが出来る。


基本はメモ。
ほんのちょっとしたことでも、メモろう。
後々、それが無駄になってもいいから。


私がこのことを思いついたのは、恐れ多くも、文豪ドストエフスキーの次のエピソードによる。


てんかんの持病を持つドストエフスキー。発作を起こすたび、プラスその他の理由もあって、記憶力が落ちていった。
それを補うため、彼は創作ノートを作り、作品のアイディアやらプロットやら登場人物のキャラクターやら思いついたセリフやら、まめに記入していったとか。


その結果、我々は彼の傑作に触れることが出来るのだ。


てんかんADHDを障がいととらえるのなら、それは、工夫次第でいくらでも補えるばかりか、その工夫を重ねる時点で、かえって独創性を生み出せる。


皆、いろいろなものを抱えて生きている。
おのおの卑屈にならず、自分の生と同じくらい他人の生も尊重しようね。