楽しそうに仕事をしている人には、ADHDキャラでも共感してくれる人は必ず現れる

5月20日にウェブ申請した「一時支援金」。提出書類に不備があったとのメールが、昨日の昼過ぎに届いた。
ふうっ。また出直しだ。入院中で時間はたっぷりあるから、まあいいけれど。


さて、昨日のADHDの続きだよ。


デモンストレーター(宣伝販売員)の駆け出しだった頃、私に効率的な業務の進め方やら段取りやらの仕方を教えてくれ、
「あんた、小さな怪我が多い」
と、私にADHDの傾向があることを気づかせてくれた他派遣会社のベテランおばちゃんは、後に私に言った。


「あんたがホンマ楽しそうに仕事をしているさかい、見ているこっちも手助けしたろうかという気になってきたんや」


楽しそうに仕事をしている。
ハイ、実際その通りでした。


当時はまったくの駆け出しながら、私は仕事に出るのが、楽しくて楽しくて仕方がなかった。
いや、仕事そのものよりも、仕事場所が日々変わることが。
昨日は滋賀県長浜市のスーパー〇〇、今日は京都府園部市のドラッグストア△△、明日は大阪は堺市のディスカウント・ストア□□という具合に、主に近畿圏内の各地を移動し続ける。その何と刺激的なことよ!


同じ近畿でも、場所によっては微妙に言葉や味覚が違うし、もちろん景観もそこを歩いている人も違う。現場に向かう電車やバスの窓を流れる情景すら刻一刻と変化するから、眺めていて飽きない。
「あ、ここにこんな珍しい建物があるんや」
聖徳太子にゆかりのある石碑がこの町にね!」
「これ、土地の野菜を使った郷土料理なんやなあ」
いつも新しい発見が目白押し。
ワクワク。ワクワク。


同じ日は1日としてない。毎日が新しい日。
この労働形態は、偶然にもAHDHキャラによく見受けられる
「好奇心が強くて、行動力がある」
特質を最大限に満足させるものであった。


楽しいから、一生懸命に仕事をする。それも、自発的に。
自発的だから、肩に力が入らず、自然体。
その様(さま)が、第三者には
「楽しそうに仕事をしている」
と写る。


楽しそうに仕事をしている人に悪感情を抱く人はいない。
好感を持ち、共鳴して、影に日向に助けてくれる人は必ずあらわれる。
それがお客さんである場合、往々にして「購買」という形で支援して下さる。
お客さんだって、どうせなら、楽しそうに仕事をしている販売者からモノを買いたいんだよ。


ADHDだからって、落ち込まなくていい。
特質を活かせば、そうでない人には考えもつかない発想が出来、イイ仕事が出来るのだ。


自信を持って、生きることを楽しもう