料理を作ることも、義務化されたらつまらなくなる。

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(注)2月19日に書いた記事。

 

昨日の我が記事で
「料理に時に実験的要素を加えたら、毎日の台所仕事も楽しくなる」
と書いた。
なぜなら、「実験」は非日常。ある意味で「遊び」だからだ。


遊びは、こちらから主体的に取り組むもの。
ならばこそ、もっと具体的に述べたら、自分軸目線だからこそ、面白い。リラックスして取り組める。思い切ったことも出来る。
これが、
「女だから料理が出来ないといけない」
「年頃になったら料理を習わないと、ヨメに行けない」
など、(主に男性側から押しつけられる)「義務」の要素を帯びてくると、とたんにつまらなくなる。
包丁を握ることが苦痛にも感じられてくる。


職業柄、多くの
「私、お料理、どうもイマイチで」
と語る女性に会ってきた(若い女性が多いが、意外と中高年女性にもいる)。
その大半は自己評価が低い、、、彼氏や夫、父親、さらには
「料理は大切よ。やっぱり男は料理が上手な女が好きだから」
と説く(?)熟年同性の、時にモラハラめいた発言を受け続けた結果。


もっとも、そういう女性が全部が全部、料理が出来ないのかと言うと、決してそうではない。
話していると、多分に「刷り込まれているな」と感じることがある。


次回から、少しずつそのあたりを話していきたい。


写真は、先だって保育園の生活発表会で真ん中の孫が演奏した、ギロという楽器。
この子と、酢の物を作ったのは、いつのことだったか。