料理家の北大路魯山人は、同時に、陶芸家でもあり、見事な作品を多く残していることは衆目の認めるところ。
「俺が作った料理はこういう器によそってもらいたい」
と願ったのがきっかけで、作陶するようになったと言う。
これと反対の発想をする人もいる。
「この器には、こんな料理を盛ってあげたら、器が生きる」
と、まずは器を見て、そこから献立を立てるのだ。
面白いね。
こんなふうに考えたら、料理ががぜん楽しくなるよね。その料理が普段から作っている!例えばおにぎりや味噌汁、焼魚などだったとしても、料理をよそう器を意識するのとしないのとでは、気分が違う。
これも、「遊び」要素。
仕事や家事や勉強も含め、日常の流れに「遊び」要素を組み込むことが自然に出来たなら、日々の生活は輝いてくる。
写真は、沖縄旅行で買った琉球ガラスで作られたグラス。
これには、やはり、炭酸で割った泡盛が一番合うか?