仕事の無駄を省くのに必要なこと。

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(注)3月1日に書いた記事。

 

今日から3月。春である。


春とくれば、目に入るものすべてが、がぜん色めいてくるように感じられる。
これは、コトバのマジック?


さて、昨日に記事で取り上げた「無駄」の話題。
「経済の無駄。空間の無駄。時間の無駄。心の無駄。その他もろもろ、小さな、はっきりと表には出てこない無駄」。
これは、もちろん、宣伝販売の世界でもはびこっている。
コロナが落ち着きを見せたあとでは、これら無駄の数々は随時そぎ落とされていくことだろう。
ネット化、オンライン化の力を借りながらね。


私たちデモンストレーター自身も、仕事に対する意識を変えるところは変え、フレキシブルになるところはならにゃと感じる。


良い例が写植。Macの登場で写植業は消えたかと思いきや、デジタル化に対応していった写植オペレーターは生き抜いていっている、、、電算写植オペレーターというらしいが。
また、培った写植技術を活用してDTPオペレーターになった人、これは私の知る限りでは多い。


このように、自分のスキルを大切にしつつ時代の変動についていけた人は、まず、自分の業務を第三者の視点で可視化することが出来た人だと思う。
その過程で、意識的にせよ無意識的にせよ、自ら作り出している「無駄」にも気付く。
これ、どんな仕事であれ、大切なことじゃなくて? 


デモンストレーターとして、我が貧しい経験からのみ述べさせてもらえば、仕事の無駄を省くために必要なことは次の3点だと感じる。


1、とにかく場数を踏む(どの部分が無駄で、どの部分がそうでないかがわかるには、一定数の仕事体験が必要)。


2、仕事内容を突き放した眼で客観視する(=業務遂行に必要なすべてのタスクを一つ一つ書き出してみるとわかりやすい)。


3、その上で仕事をしている自分をイメージして現場にのぞみ、終えた業務は何らかのカタチで残して定期的にそれらを点検。


はい。これで、そうとう違ってくるはず。


写真は、鴨川にて。
恐らくは、広告のための撮影風景。