宣伝販売は、やはりワクワクする。

昨夜書いたように、仮にデジタルサイネージによるデモンストレーションが普及したとしても、それに伴う新しい業務が生まれるはずだし、宣伝販売に関わるのなら別に裏方にまわってもよい、と思ったら、ずいぶんと気が楽になった。
ホラ、役者やミュージシャンとして表舞台に立っていた人が、何らかの理由で縁の下の力持ち的な役割に転じるケース、あるでしょ。あれと同じ。


具体的には、私、デジタルサイネージのプロモのシナリオ(あるいは字コンテ)を書く自信はある。
ハイ、実際に販売の現場に立っていたのだしプライベートでも主婦なので、手渡された資料だけをもとに書くであろう通常のライターより、ずっと中身が濃くてお客様の共感も呼ぶであろうシーンやナレーション、書いてみせますわよ。
つまり、今までクチで言っていたことを字に置き換えるのね。


それに、これまでアナログ型デモンストレーションも、完全にはなくなりませんって(個人的に、デジタルサイネージと並行する形になると思う)。
なぜって、デジタルサイネージでは、匂い効果は期待出来ないからねえ、、、。


ただ、アナログ型デモンストレーションでも、デモンストレーターは頭の中でシナリオ(=ストーリー)をイメージすることが求められていくと感じる。
ハイ。仮に焼肉のタレを販売するとして、それは単に焼肉のタレだけを売っているだけじゃないんですよ。焼肉のタレを媒体とした、お客さんのささやかな夢、幸せ、近い未来への期待も売っているわけですよ。
ここいらを想像して、脳裏にシーンを描き、それを連ねてシナリオ(ストーリー)を組み立てる。


ワクワクするじゃありませんか。
やはりこの仕事は面白い。


写真は、8年前、京都内陸部の福知山市の丹後鉄道沿線のまちで仕事をした時に乗った丹後鉄道。
この当時から、廃線になるのでは? とささやかれていたが、あれからどうなったのかな?