試食文化はなくならない。

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(注)4月17日に書いた記事。

 

二ヶ月ぶりの推奨販売が終わった。

想像以上に快適。試食なしのデモンストレーションでも、お客様と直に接するのは、やはり楽しいものだ。

 


店に来ていたデモンストレーターは、私を含めて三人だけ。通常の、すなわち、コロナ以前の土日祝なら、どんなに少なくても十人を切ったことはないのに。

 


三人のうちの一人が、試食台置き場で着替えをしながら私に言った。

「(このままじゃ)試食文化がなくなってしまうのではないですかね」。

 


繰り返しになるが、それはないと思う。新しい商品が開発され、その味を知りたい消費者が存在する限り、試食は決してなくならない。

現に、愛彩菜という菜葉系の野菜の栽培に成功した滋賀県の農産者は、当初

「一人でも多くの人にこの味を知って欲しい」

と、各地のスーパーで試食を繰り広げたとか。

 


要は、既に知名度があり、誰がやっても一定数の売上が見込まれる商品の試食はジワジワと減っていくだろうと言うことね、、、この手の試食は、これまで、お客様に味を知っていただく目的より試食販売を実施させて頂くお店への貢献の意味合いで行われていた色合いが強いのだけれど(試食品は後でメーカーが精算してくれるもののその場では実施者側が買い取るとなれば、その試食品を出すぶん、店は利益になるでしょ)。

 


かなりハードながら、四月末まで、今日を含めて八日間の日々。

ベストを尽くそうと思う。