ワクワクを妨げる最大原因は視野の狭さ。

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仕事が入ってきた。
今度は大阪北部の某スーパー。
デモ場所は屋外に張ったテント内。まあ、屋台みたいなものである。


さて、数日前のブログ記事の中で、


「生来が、天然ノーテンキだったりウルトラ自信家だったりスーパーポジティブだったりする人以外は、覚悟がいりますよ、、、ほんの些細な事柄からでも幸福感を導き出すことが出来る思考法や行動様式を身につけるには。トレーニングが必要」
と書いた。


このくだり。誤解されないよう、敢えて例をあげて再度詳しく説明をする。


ご存知の方も多いであろう、「置かれた場所で咲きなさい」
という名言を残し、同タイトルの著書もある、ノートルダム清心女子大学学長の渡辺和子氏。
渡辺氏もまた、その名言と現実に自分がとっている行動が一致するには、相応のトレーニングを一定期間積まねばならなかった。


修道女でもある渡辺氏。同じ宗派のアメリカの教会に留学してしばらく経った頃、そこの修道女を管理指揮する立場にある人からこんなタスクを課せられた。
「1日のうち、良かったことを3つ、必ず日記に書くようにしなさい」
その晩、日記帳を前に渡辺氏は唖然。
3つのよかったことが浮かんでこなかったからだ。


俗世を捨て神に奉仕することを選んだ渡辺氏ですらそうだったのだから、我々一般人は言わずもがな。
特に欲深い人でなくても、現実と理想の乖離の前にはつい不平不満ばかりがこぼれてしまうもので、その渦に呑まれるや物事をある角度からしか見れなくなる。言い換えれば、視野が狭くなってしまうんだね。そして、この視野の狭さこそがワクワクを妨げる最大原因なのだ。


次回、デモンストレーター業務の具体例から、そのことを詳しく述べよう。


写真は、元旦に乗ったスカイバス上から見た二条城。
見慣れた情景も、視点が動けば、また異なった見方ができる。