加速するレッグファッション業界不振の背景には?

f:id:ellenyannyan:20220130132028j:image

数日前のネットニュース掲示板に、レッグ・ファッション業界の大手アツギが国内での製造工場をすべて閉鎖し、希望退職者も募っている旨の記事が載った。
何でも、コロナ禍によるお籠り生活のあおりを受け、業績が悪化した結果なのだそう。


確かに外出する機会が減れば、ストッキングやタイツなどのレッグ・ファッションも含めた衣料業界は打撃を受けるだろうな。
レッグ・ファッションに絞れば、かなり以前から女性のスカート離れ(これは最近は一段と加速している。例えば、JR東日本みたいに女性社員の制服にすらパンツルックを採用する企業が増えたのだ)によるストッキング・タイツの売上は減っていたし。


おまけに、ユニクロをはじめとする各メーカーが防寒効能抜群の裏起毛パンツを開発。真冬でも晴天ならストッキング・タイツなしでも暖かいとあって、それらの出番はますます減った。


この現象、実は消費者側にとってもありがたい。衣類を着脱する時間を短く出来るし、衣料費の節約にもなる。ひいてはクローゼットにゆとり空間を持たせることにつながって、精神面でもよい影響を与えるね。


写真は孫たち。