屋外でのデモンストレーションはツラいが、、、

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「まあ、今日の現場は屋外だったんですか。粉雪散らつく中、お疲れ様でした」
さる21日の大阪北部でのギフト解体の仕事を終えて帰宅中の電車の中からメールを送った私に、仕事仲間の1人である彼女からは、ほぼ瞬時にこう返ってきた。
「屋外業務はツラいですね。夏は暑いし冬は寒いし。私も体験しました」。

梅雨明け前の重苦しい湿度の中や太陽の直火がまともに照りつける中や晩夏特有の粘性の熱気にまとわりつかれる中、あるいは、指先まで凍てつくみぞれ混じりの中や山から吹き降りてくる風に全身をさされる中や日の差さない鉛色の空に雪が曲線を描いて舞う中、店頭も含めた屋外でデモンストレーションするのは、しんからこたえる。
オーバーな表現を許していただけるなら、拷問されているかと感じるほど、過酷さが身に染みる。

もっとも、以前にも話したように冬に関してはかなり楽になった、、、ユニクロをはじめとするメーカーがヒートテック衣料の開発にがんばってくれたおかげだ。
問題は、夏なのね、、、。

それに、屋外デモは美容にも悪い。夏は日に焼けるし、冬は肌が荒れるし。
21日も、冬場ならではの乾いた空気に1日中顔面をなめられ続け、風呂上がり、カサカサになった部分にニベアやら椿油やらを念入りにすりこんで保湿せねばならなかった。

「正直、屋外手当が欲しいですよね」
先の仕事仲間は返信メールで続けてきた。
「メーカーによっては付けてくれたり、または仕事依頼の時点で現場が屋外であることを考慮して通常よりギャラをはずんでくれるところもありますけれど、全然気を遣ってくれないところも多いですもんね」。

確かに。
とは言え、他の業界、例えば警備などはどうなのだろう?
室内と屋外とでは、月給なり時給なりが違うのだろうか?

写真は3人の孫。