既往歴や現病歴が強みとなるデモもある。

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明日から2日連続で仕事。場所は大阪府北部の大型店で、担当商品は先だって同様に乳製品。


ただし、前回は健康機能付きの、ある意味で特殊な乳製品だったのに対し、今回はごくごく普通の乳製品。

ぶっちゃけ、商品説明の面からして、今回の方がデモンストレーションは数倍ラク

 そもそも、ノーマルな牛乳やヨーグルトなどの乳製品は、その販売しやすさ(=誰がデモンストレーションしても一定数は売り上げる)から、デモンストレーター初心者にまわされることが多い商品だ。

 


もっとも、だからと言って、ダイエット効能なり血圧対策なり腸活促進なりの健康機能要素が加えられた、「普通ではない」牛乳やヨーグルトは販売しにくいのかと問われると、これが必ずしもそうではない。

確かに、「普通」に比べポンポンと売れるものではないけれど、付加されている健康機能がお客様の求める効果を期待できるものであれば、必要な人には必要なので、まとめ買い、時にケース買いをしてくれることが少なくないからだ。

つまり、健康機能付き商品をたくさん売るには、その機能を必要とする人を見つけることなのね、、、痩せないといけないとか血圧が高いとか便秘気味だとか。

 


こういう人に接客して

「うん、買ってみよう」

との気持ちになってもらうためには、まずは、セールストークよりセールスヒアリング。さらに、

その症状に対する一通りの知識を持った上での会話。

 


ここまでいたると、皮肉にもデモンストレーター自身の既往歴や現病歴がかえって強味になったりする。

私も今回のデモンストレーションでは、血圧の治療体験が役立った。

 


人生、何事も無駄はない証拠に、こうして体験を仕事に結びつけることができる場合もある。

 


写真は、娘と1番下の孫。