休みの昨日。ブログをたくさん書こうと思っていたのに、何やかにやと雑用があり、気がついたら夕方になっていた。
夜は夜で、旦那と二人、キムチ鍋をつつきながら、懐かしの映画「小さなスナック」(パープル・シャドウズの同名のヒット曲をテーマにした青春もの)を。
キムチにマッチする内容ではないが……。
ま、この映画に関しては別カテゴリーでね。
23日の天皇誕生日に平和堂草津アルプラ店で実施したカゴメのトマト鍋のデモが大好評で、商品が飛ぶように売れた一因に、店の人が貸してくれたサンタクロースの帽子をかぶったことがある。
赤は目立つ。
おまけに、その日、私がつけていたエプロンも、赤(カーマイン)。
偶然ながら、サンタクロース帽子と同色で、二重で目立ったのだ。
目立つって、大事よ。
特に、この日は人出が多く、マネキンもあちらこちらに立っていた。
そんな中、いかに自分の方に人を引き寄せるか。
「売る」より前に「見てもらう」のだ。
結果的には、それが売上に結びつく。
それに、赤はパワーの色。
闘牛の牛でなくても、赤いものに接すると、気分が高揚したり、浮き浮きしたり、活動的になったり
する人は多いはず。
この色彩心理を利用し、試食品やテーブルクロス、小物などに意識的に赤を用いるマネキンは、けっ
こういる。
次の日に現場に入ったイトーヨーカドー六地蔵店でいつもハムを担当しているお姉さんも、その一人。
彼女はいつも試食品を置いている小さな台にピンクのマットを敷いて赤い造化を飾りに添えている。
そこの空間だけが浮き上がっているかのように、きれい。華やか。
何気なく通っていても、ふと振り向いて見てしまう。
見終わった後は、ほんの少しだけれど、楽しい気分になる。
赤い色には、そういう作用がある。
サンタクロース帽の赤、エプロンの赤、トマト鍋の赤。
23日は私もパワーをいただいた日だった。
だから、セールストークの決めてはこれ。
「明日はクリスマス。サンタクロースと同じ色の赤いお鍋を食べませんか?」