キムチと和食のコラボ

一昨日の現場は奈良県の橿原。宣伝販売担当商品はマイタケで、試食メニューはキムチ鍋。
寒気の影響か、想像以上の試食数。キムチ鍋のデモには珍しく、4回作った。

私が驚いたのは、小さな子どもでも
「美味しい」
と、パクパク食べていくこと。
時代が変わったのか?
同時に、人の味覚も、変わったと言うよりバリエーションが広がったのか?

記憶をたどれば、私が小学生中学生だった頃、少なくとも生まれ育った岡山ではキムチは「朝鮮漬け」と言われ、辛いとの評価のもと、決して一般的な食べ物ではなかった。
極めてマニアックな存在だったのだ。
「朝鮮漬け」が「キムチ」と日本人の間でも呼ばれるようになり、日常の食材としての市民権を得たのは、1980年代に入ってから?
1988年開催のソウル五輪も少なからず影響しているだろう。

その後、サッカーワールドカップの日韓共同開催があり、韓流ブームがあり、それまで「近くて遠い国」韓国がずんずんと我々の日常に入り込むにつれ、キムチをはじめとする韓国の食材も我々のお茶の間でお馴染みのものとなった。

ここにくると、アレンジが得意な日本人のこと。キムチを和の食材と合わせたメニューを次々と生み出していったことは、皆さんご存知の通り。

キムチ納豆、キムチお好み焼き、キムチうどん、キムチ豚汁、、、その他。
ここいら、カレーの経緯と同じだな。

キムチと和食のコラボ。
これからも面白いメニューが出てきそうだ。