オイルギフト

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お中元やお歳暮を贈る慣習そのものがなくなってきている。
先日のブログでそう書いた。

それでも、地域によって差があり、例えば滋賀県の郡部に行くと、人間関係がまだまだ濃いこととも関連して、「日頃お世話になっている方へのケジメ」という形でのお中元お歳暮が「当たり前」になっている。

こういう地域では、店舗内に設置されたお中元お歳暮コーナーに、主婦が一人で訪れるケースは少ない。家族同士、あるいは親子同士、親戚同士で連れ立ってやってくる(最低単位でも夫婦)。
ワイワイガヤガヤ。コーナーをまわりながら、「あれにしようか」「いや、こちらの方がいいんじゃない」などと相談し合い、その流れの中で、誰に何を贈るか、決定するのである。

こんな店はデモンストレーションしやすいし、売上も期待出来る。試食も実施するのなら、なおさら。大勢なら、試食をすすめられて「どれ、ただで食べさせてくれるんだし、ひとつ、味をみてみよう」という気にもなり、結果、「おお、悪くないね。今年はこれで決まりだ」とおっしゃるお客様が必ず現れるからだ。

そうでない店は、デモンストレーションをうっても空振り傾向に終わり、残念だけれど、商品そのものの内容と、その商品を製造販売している企業の知名度で、贈り物が決まってしまうことが少なくない。
「暑苦しい」イメージを与えてしまうオイルも、夏場は不利となってしまうのだ。

今回のオイルギフトの販売結果。地方と都心部では大きな差が出た。

写真は枚方駅で。京阪電車の車両にも、一部、こういうカラフルなものがある。