お一人さまプチ旅行

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思うところがあり、盆過ぎの八月十六日と十七日、お一人さま一泊旅行に出かけた。

目指すは、京都内陸部に位置する南丹波。綾部を中心に、鮎釣りで知られる清流、由良川付近をぶらつかんと考えたのだ。

この地域を選んだ理由は、言うまでもなかろう。仕事で頻繁に訪れていた。だからこそ、仕事抜きで行ってみたらどうだろうと、いつも想像をたくましくしていた。

痛感した。同じ土地でも、仕事で訪れるのとプライベートで訪れるのとでは、かくも違うのだと。
行きの電車に揺られる時点で、もう、リラックス、リラックス。
名所名跡巡りや土地のグルメ三昧など縁がなくても、田舎道を歩いたり街中をキョロキョロしているだけでも、十分に「旅」だった。
そりゃあそうだ。「日常」を背負っていないのだもの。

異邦にいても、例えば、ホテルからの出発時間が気になる、それだけで立派な「日常」になる。真からゆっくり出来ないのだ。

写真は、和知の農園で見かけたヘビウリ。
「ややっ、アオダイショウが竿にぶら下がってノンビリ昼寝しているのか」と、一瞬、足が震えたくらいの実りぶりだった。

ヘビウリ。形はグロテスクでも、しっかり食べられる。